『あ?』ヤンキー”左慈”出現!!『キングダム』第四巻!
第四巻を読みましたのでかんそうを。。。
あらすじ
山民族の王・楊端和(ようたんわ)に協力を仰ぎ、王都奪還作戦を決行した政たちは王弟・成蟜(せいきょう)に支配された王都・咸陽への奇襲に成功するが、敵の圧倒的な兵力の前に苦戦を強いられる。
その最中、王命により別動隊として王宮に侵入した信たち。”本物の武人であり暗殺者”左慈(さじ)を相手に獅子奮迅する。
死闘の末、壁(へき)が重傷を負いながらも勝利する信たち。そしてついに反乱の首謀者・成蟜が占拠する本殿に突入する・・・!
感想
楊端和と政の本体が奮闘している間、別動隊として進む信たちの前に立ちはだかる”あからさまに悪党・あからさまに強者”な『左慈』です。この左慈、口癖が『あ?』なんですが、いやーこんなヤンキーいましたね(ง `ω´)ง高校生の時こんな口調でよく喧嘩売られたなーとふと思い出しました
私の祖母も、聞き返すときに『あ?』と言っていました。こちらは方言ですが(○´―`)
さてさてヤンキー”左慈”を見事に撃破し、本殿へと突き進む信たち。ここで立ちはだかるのが”ランカイ”。まあ、化け物ですね。成蟜いわく”行商人から買った、珍種のサルの赤子”が成長したもの。だそうです。でかすぎーって突っ込みたくなるほどデカイ!
そのランカイと戦っている様は、鬼退治!
『討鬼伝』↓というゲームがあるんですが、まさにこんな感じ!
ぜひ皆さんも読んでくださいねー!
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THE・女王様降臨!『キングダム』第三巻!
第三巻を読みましたので感想を。。。
あらすじ
山の民に捕まり、”山の王”『楊端和(ようたんわ)』の前に引き出される政たち。積年の恨みから同盟の会話どころではなく、殺害すら匂わせる山の民たちに政が放った言葉は、”500年の戦乱を終わらせ、中華を統一する”ことだった。
信の活躍もあり、同盟を結ぶことになった山の民と秦国。
王弟・成蟜(せいきょう)の反乱を潰すべく、王都『咸陽(かんよう)』へ3000の同盟軍を率いて向かう。
『王弟側に味方をする、フリをする』という策がはまり見事に無傷で王宮に侵入、”朱亀の門”まで到達する。
王都奪還戦が、ついに開戦!
感想
四百年前の穆公(秦の第9代国王)との絆による同盟を踏みにじられ山の民には様々な怨念が蓄積されていました。
これは、、、現在の世界でも多々あることのように感じます。恨みつらみの積み重ねはとてもとても重いものです。
私の持論として『やられた方は忘れない』という思いがあります。
誰かに暴言を吐いたりしても言った本人は忘れがちになりますが、言われて傷ついた方は基本忘れないです。
人として、その後の謝罪と和解は大切ですね。
この巻ではそんな問答の果てに政が”全国境の排除”という目標を楊端和に伝え協力を仰ぎます。そこから楊端和の回想が入るのですが、そこのセリフが私のお気に入りです。
”戦”でも”和”でも何でもいい
我はただ 世界を広げたいんだ
私は小さな離島で育ったのでこのセリフは、非常に心にしみました。
後、 楊端和が美女!だったことがかなりの衝撃でした(o´艸`)THE・女王様ですね。
さて、刺客を倒し、味方を手に入れ、ついに王弟・成蟜による反乱の鎮圧戦が始まりました!
ぜひ皆さんも読んでくださいね(ΦωΦ)
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ただ真っ直ぐに、やりたい方向へ!『キングダム』第二巻!
第二巻を読みましたので感想を。。。
あらすじ
逃亡の果てに”王の避暑地”にたどり着く政と信と貂。そこはかつて秦国と山の民との同盟の証の遺物でもあった。
一息つく間もなく襲い掛かる刺客。
死闘の果てに信が勝利し、無事昌文君らと合流を果たす。
昌文君の副官である『壁(へき)』から漂の最期を聞き、自分のこれからの目標を固く決意する信だった。
異母弟・成蟜(せいきょう)の反乱に対抗する為”山の民の王”と同盟を結ぶべく奥深い山界へ向かう政たち。
しかし、逆に山の民たちに発見され政のみを拉致されてしまう。。。
感想
読めば読むほどこのキャラクターたちに惹かれていってしまう第二巻です。
”味方がいない”という状況で絶望せず、常に戦う姿勢を崩そうとしない政と信は、カッコいい!ですね。『私もこうあらねば・・・』とつくづく思います。
この漫画はやはり、戦うシーンが迫力がありますね。特に『戦争』のシーンと、一対一の決着のシーンは格別です。
この巻でのお気に入りのシーンは漂の最期を壁から聞き、政に今後の在り方を問う信のシーンです。
今の俺は何もわからないんだ
だから教えてくれ
俺はどうしたら将軍になれるんだ?
格好をつけず、愚直に最短距離を目指すためにわからないことをわからないままに聞ける信は魅力的ですね!
やりたいことをただ目指す。
『やれているでしょうか?』
自分に問いかけてしまいます。
ぜひ皆さんも読んでみてくださいね(ΦωΦ)
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激動の戦乱時代、2人の少年が邂逅する。『キングダム』第一巻!
原泰久先生の作品で、週刊ヤングジャンプで2009年から開始し、現在も連載中の作品です。
あらすじ
紀元前。500年の戦乱が続く春秋戦国時代。
中国大陸西方の国・秦の片田舎に『信(しん)』と『漂(ひょう)』という2人の戦災孤児がいた。下僕の身分ながら”戦に出て自らの腕で出世を果たし天下に名をとどろかす大将軍になる”という夢を抱き、日々剣の修行に明け暮れる2人。
やがて秦の大臣である『昌文君(しょうぶんくん)』に見出され漂が士官する。
そしてある夜、残された信の元へ深手を負った漂が戻ってくる。息絶えた漂から託され、信が辿り着いた場所にいたのは漂と瓜二つの少年だった。
この少年こそ秦国・第31代目の王である『政(せい)』であった。
政の弟『成蟜(せいきょう)』による反乱に巻き込まれて命を落とすことになった漂。
政に怒りをぶつける信だったが、自らに託された漂の思いと自らの夢のために、「王弟の反乱」そして乱世の天下に身を投じるのだった。。。
感想
『アメトーク』などでも取り上げられ、かなり有名になった”キングダム”を今更ながら読んでみました(ΦωΦ)
『三国志』よりも、『項羽と劉邦』よりもさらに前の時代のお話です。
主人公は”天下の大将軍”を目指す信、、、人相が激しく悪い!(ᅙωᅙ)ですがまっすぐな想いを秘めた行動力の塊のような少年です。
そして亡くなった友・漂に瓜二つの政。秦国の国王で、後の『始皇帝』と呼ばれる人物です。万里の長城の建設や不老不死を求めたことなどで非常に有名ですね。
河了貂(かりょうてん)という不思議な格好をした山民族の子供も出てきます。
この漫画は出てくるキャラクターがすべて濃いですね。絵柄の独特さも合わさって好みは別れると思いますが、読み始めると止まらなくなります。
結論から言うと非常に、面白い!!
この感想を早く書いて次の巻を早く読みたい!って感じですね。
この巻での私のお気に入りのシーンは、漂を亡くした激情を政にぶつける信に対して
だけどあいつは失敗した。 それだけだ。
と政が言い放つシーンですね。この周辺のシーンに信と政の漂への想い、現状の厳しさ、そして戦い続ける覚悟が描かれています。
やはり言葉だけで漫画の魅力を伝えるというのは難しい。。。です!頑張ります。
皆さんも読んでみてくださいねー!
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想い出、刻々と・・・inキャバクラ!『刻刻』エピローグ番外編ー300日後ー
”止まる世界”の終焉、、、ところで、じいさんの名前は?『刻刻』第八巻!
最終巻を読みましたので感想を。。。
あらすじ
貴文の奇襲で致命傷を負わされたかに見えた佐河。しかし身体の多くを失いながらも神ノ離忍(カヌリニ)の力を借り、逃走を図る。そして自らの体を凶器と化し、樹里たちに牙を剥く。しかし牙をむきながらも佐河が進んだ道は、人としての再生、『胎児』への還りだった。。。
赤ん坊として『出産』された元・佐河。育てることを決意する樹里。
しかし樹里は止界から唯一脱出できない。一人、また一人と止界から脱出させる樹里。完全に独りになった止界で樹里は、生きていけるのか。。。
感想
『刻刻』全八巻読み終わりました!
好きな漫画が終ると『まだ続いて。。。』という思いと『お疲れ様でした!いい終わり方でした!』という相反する思いが心の中に渦巻いてしまって、何だか切なくなります。
この巻では実愛会宗主・佐河の最期と止界に独り残されていく樹里の想いが切々と描かれています。
といっても決して哀しい終わり方ではなく、ホッとする終わり方です。
最期まで明かされなかった『じいさん』の名前は気になるところですが。。。
堀尾省太先生、凄いですね。なかなかこんな漫画に出会えないと思いました。
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”この人何なんだろう。。。”貴文父さん参る!『刻刻』第七巻!
第七巻を読みましたので感想を。。。
あらすじ
止界術を発動させる本石の破壊。自らを犠牲にする樹里の選択はこの止界でのサバイバルを大きく変える。樹里による霊回忍(タマワニ)の強制追い出し以外、この止界からの脱出が不可能になったからだ。それは”樹里以外は止界から戻れる”ということを意味する。
佑河家にあっさり寝返った潮見はこれまでの確執を解消すべく、自分の知る佐河について語る。そして明かされる佐河の真の目的『現実世界での止者化』。
家族を誰も傷つかせたくない樹里は、未だ佐河との戦いを回避する方法を探る。しかし潮見は無情な現実を突きつけた。
一方、神ノ離忍(カヌリニ)を操る能力を手に入れた真は貴文と共に佐河に攻撃を仕掛けるが。。。
感想
想像してください。
時が止まった世界に独りだけで生きる。。。
ゾッとしますよね。
その決断を下した樹里。次の巻で最終巻ですが、どうなってしまうのでしょうか?
さて、表紙のお父さん・貴文が無駄にかっこいいですねゞ( ̄∇ ̄;)
今までのストーリーでなかなかカッコいい瞬間がないので、表紙見た瞬間に吹き出してしまいました。
今回貴文の活躍もありますが、なかなか笑えますよ(^∇^)
もしかしたらこの作品で一番怖いのは佐河ではなく、この貴文かもしれません。
皆さんも読んでみてくださいね!
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