”止まる世界”でのサバイバルが加速する!『刻刻』第三巻
第三巻を読みましたので、感想を。。。
翔子の目的は止界に捕らわれ、異形の管理人になってしまった家族を、樹里の能力(止界から追い出す)を使い解放することでした。しかし実愛会と協力しての邂逅なのであきらかな敵対状態に。
そんな中、父・貴文の救出に向かう樹里とじいさん。
しかし貴文は自分に『止界術』を教えてくれなかったじいさんに不満をいだき、自分が家長であることをアピールします。。。が、無視されます。切ないですね。。。威厳のない父親って悲劇を通り越して喜劇だと思います。
一方その頃、止界術によって『世界が止まった』事に未だ気がついていない翼と真は、実家に帰りつきます。
しかしその家には実愛会のメンバーが潜入しているまさにその瞬間だったのでした。
いやー、前回も書きましたがやっぱり『刻刻』を読むか前のブログを読まないと意味がわからないので、是非読んでくださいね。
第三巻では佑河家を襲撃した実愛会の教祖である佐河の狂気的な部分がにじみ出てきています。
その言動は一昔前にサリンを撒いたり、家族まるごと拉致して殺害した宗教団体を思い出させます。
この巻での見処は、狂気とシリアスな展開が進む中での『佑河家』のほのぼのとさせる会話ですね。
「今そんな会話する?」ってツッコミたくなること満載です!
是非読んでくださいねー🎵
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最高のダメ男出現!!o(^▽^)o『刻刻』第二巻
第二巻を読み終わりましたので、感想を。。。
止界術(しかいじゅつ)の発動に使用する石を奪いに実家に入る樹里でしたが、一人に見事な膝蹴り!を入れたところであえなく捕まります。首を絞められ殺されそうになる樹里。極限の状態で樹里に霊回忍(タマワニ)を追い出す能力が発現します。そして見事に石を奪取成功し、逃走に成功します。
一方その頃、状況を把握できずに止界をさまよう翼と真は、家に帰ることにします。
この頼りない翼がいい味出してるんですよね。弱さむき出しで情けないシーン多いんですが、甥の真だけは守らなきゃいけないって思いが描かれています。
樹里の父・貴文は実愛会に捕まってしまい、石を譲るよう説得されます。
そして追手から逃げる樹里は子供のころに止界に入ったことを思い出していました。その時に出会った少女・間島翔子(まじま しょうこ)こそ、今回の騒動の始まりだったのです。翔子は子供のころに家族を止界に取り込まれ、樹里によって一人だけ止界を脱出できた人間だったのです。
いやー、書いていて思ったんですが、『刻刻』の第一巻読んでないとさっぱり意味が分からないですね。せめて前回のブログを読んでいただけるとまだ理解できるかなと思います。
第二巻では少しずつですが状況の把握と止界術に関する謎が解けていきます。
話の筋がやっとつかめてきた感じでしょうか?
この巻の注目してほしいところは、『樹里に膝蹴りを食らった男』ですね。ダメさ加減が素晴らしい。この巻で死んじゃうんですが、行動、言葉、最期と見事にダメ人間ですね!かなり笑ってしまいました。
ぜひ読んでみてくださいな。
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『漫画』って、面白いですよね!
はじめまして、『よーさん』と申します。
漫画が大好きな一児のパパです。
このブログでは私が読んで面白かった漫画を皆様に紹介していこうと思っています。
ネタばれもあると思いますが、その辺はご容赦を。
漫画は大好きですが、どうしても好みが偏ってしまうので手を出さないジャンルもかなりございます。基本的には人気のある漫画が大好きなので。
ま、それはしゃーないと思いますが、色々な漫画を読んでみたいという思いもありますので皆様のおすすめの漫画なども教えていただけると嬉しいです。
皆さんは紙の漫画と電子書籍、どちらがお好みでしょうか?
私は引っ越しを機に紙の書籍をほとんど処分し、ここ一年はほとんど電子書籍での購入になっています。
私の中で比較してみると、紙書籍のメリットは
- 紙の質感
- 存在(物欲を満たしている)
- 電子書籍より早く手に入る
- 中古で売れる
というところでしょうか。対して電子書籍のメリットは
- 端末のみで大量の書籍を持ち歩ける
- 24時間いつでも購入可能
- データなので劣化しない
今思いつくのはこれくらいですかね。やはり、本棚を持たなくてよいというのが非常にいいですね。
私が使っている電子書籍サービスは『イーブックジャパン』というサービスです。漫画を大量に扱っており毎日何かしらのセールをやっています。
私は基本的にアンドロイドのスマホで読書をするのですが、こちらの『イーブックジャパン』はSDカードに書籍をダウンロード・移動できるので飛行機の中でもスマホ1つで読書できるのは私にとって非常に便利です。画面の小ささにも慣れました。
使いやすく無料の漫画もあったりするのでぜひぜひ登録してみてください!
日本独特の空気感にファンタジーをリアルにぶち込む『刻刻』第一巻
『刻刻』(こっこく)と読みます。タイトルだけだとどんなマンガかさっぱりわかりませんでした。
堀尾省太先生による作品で、増刊モーニング2で2008年から2014年まで連載されていた漫画です。
主人公の佑河樹里(ゆかわじゅり)は求職中の28歳の女性です。家では引きこもりの兄・翼(つばさ)、会社をリストラされた父・貴文(たかふみ)、隠居の祖父・じいさん(名前は特に表記無し)が暇を持て余していて、あきらめムードの漂う家庭に少しイラつきを感じています。
そんなある日甥・真(まこと)が翼と共に誘拐され、身代金を要求されますが指定された時刻に間に合わないと確信します。
その時、じいさんが代々『佑河家』に伝えられてきたという『止界術』を使い世界の時間を止めます。ドラえもんの道具さながらですね!
『時間を止める』。。。子供のころにどれだけ夢見たでしょうか?
時間が止まっている状態の世界『止界』を自由に歩き、真と翼を助けに行く三人。
しかし二人を発見し、連れて行こうとするさなか、なぜか止界を自由に動ける『真純実愛会』という宗教団体に襲われ。。。
というストーリーです。
いつもの日常に、伸びる影のように侵入してくる『暴力・狂気』に驚いているところへ『時間を止める』ファンタジーな要素をぶち込み、ストーリーは激流のごとく進んでいくのですが、一般の日本の家族要素がリアルに描かれていて、思わず笑ってしまう一コマも多々ある作品です。
『変わった漫画読みたいなー』と思っている方にぜひ読んでほしいですね!
ちなみに第一話は
刻刻 / 堀尾省太 - モーニング公式サイト - モアイで試し読みやってますよー。
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