人人人・・・原先生すげぇ!!『キングダム』第六巻!
第六巻を読みましたので感想を。。。
あらすじ
魏軍との戦争で初陣を迎えた信の伍(最小編隊)は、特攻好きで有名な『縛虎申(ばくこしん)』千人将の元に配属される。
『弱者による戦い方・五身一体』を説く伍長の『澤(たく)』さんを尻目に信は最前列からの特攻を試みる。
大奮闘をし、秦軍を盛り上げる信。
しかし、押される魏軍副将・『宮元(きゅうげん)』は中華最強を自負する戦車隊を出陣させ、秦軍の歩兵隊を蹂躙する。
『羌瘣(きょうかい)』の出した策を実行し、死体を積んで戦車隊の妨害をする信たち。
その奮闘を伝え聞いたこの戦の総大将である『麃公(ひょうこう)』は信たちが在籍する第四軍に向けて騎馬隊の応援を送り、この戦に勝機を見出す。
そして縛虎申の騎馬隊と合流した信たちは宮元を討ちに特攻を仕掛けるが。。。
感想
戦争を描くというのは大変だとつくづく思います。特に画像が残っていない時代のものは。
キングダム第六巻では万単位の兵の殺し合いが見事に描かれています。
信に焦点を当ててストーリーは進んでいきますが、『国VS国』の図式ですからまずは圧倒的な人・人・人・・・
書くの大変だろうな。。。
そして圧倒的な人の数による殺し合いの『乱雑さ』、『異様さ』、『恐ろしさ』が伝わってきます。
原先生ってすごいですね。。。
そんな中敵を斬りまくり、ひたすら突き進んでいく信の姿はコーエーの『無双シリーズ』そのものです!
この巻では『勝つための代償』が縛虎申千人将を通して描かれています。
勝利しなければ犠牲は厭わないその姿勢ははじめ怖いですが、『縛虎申カッケー!』となること間違いなしです。男性の意見かもしれませんが。。。
皆さんもぜひ読んでくださいね!
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強いオカマって怖い。。。『キングダム』第五巻!
第五巻を読みましたので感想を。。。。
あらすじ
信の渾身の一撃でランカイを倒した別動隊。反乱の実質的な首謀者である『竭氏(けつし)』を殺害し、途中河了貂が重傷を負うが、逃げる王弟・成蟜を追い詰めていく。
その頃政たちは『魏興(ぎこう)』と『肆氏(しし)』による本軍との戦いの最中、『王騎(おうき)』将軍の突然の出現により戸惑っていた。
激昂した魏興を一撃のもとに屠ると、大王である政に近づく王騎。彼の真意は現・秦国王である政の器をはかることにあった。
政との問答の後、その場を去る王騎。その直後、逃げてきた成蟜とそれを追ってきた信たちが到着する。竭氏の首を見て敗北を確信する肆氏たち。
そして成蟜との一騎打ちの果てに勝利を宣言する政。
こうして無事に反乱の鎮圧に成功したのであった。
三か月後、政から一軒の家を拝領した信と貂は平穏な日々を過ごしていた。
左慈にやられた肩の負傷も完治したころ、魏国攻略のための募兵が行われる。
初陣に喜び勇んで応じる信。
なんだかたよりない伍長の『澤圭(たくけい)』、同郷の『尾平(びへい)』と『尾到(びとう)』兄弟、無口で小柄な『羌瘣(きょうかい)』と基本単位である『伍』を組み、戦場へと向かう。。。
感想
ついに『王弟反乱編』完結です!
圧倒的な戦力差から始まったこの反乱鎮圧でしたが、仲間を得、策を施し、激を飛ばし、ひたすら勝利の為に死を恐れず突き進む。。。まさに『王』の姿を示した政でした!!イケメンですしねd(⌒ー⌒)
そして王の剣となるべく奮闘する(忠義とはだいぶ違いますがヾ(ーー ))信。激情家であり目標に真っ直ぐに突き進むその様はやはり男の憧れる姿だと思います。
信が主人公なんですが、幼馴染の漂と瓜二つの容姿ということも相まって、政も主人公クラスの目立ち方をしていました。
非力ながらも附いてくる河了貂もいい味出していました。今巻で女の子ということが判明しています。信はまだ気づいていないようですが。。。
他にもTHE・女王様の楊端和や、男臭さ爆発の昌文君など愛すべきキャラクターがたくさんいるキングダムですが、なんといっても一番衝撃的なキャラクターは『王騎』ではないでしょうか?
一巻から出ていますが、その見た目と喋り方から怖いオカマというイメージしかなかったですね。。。この巻では圧倒的な強さを示し、将軍らしい一面も見せています。喋り方はオネエですが。。。
さていよいよ信の『初陣』です。一兵士としてどこまで彼が戦えるのか、非常にたのしみです!
皆さんもぜひ読んでみてくださいねー!
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『あ?』ヤンキー”左慈”出現!!『キングダム』第四巻!
第四巻を読みましたのでかんそうを。。。
あらすじ
山民族の王・楊端和(ようたんわ)に協力を仰ぎ、王都奪還作戦を決行した政たちは王弟・成蟜(せいきょう)に支配された王都・咸陽への奇襲に成功するが、敵の圧倒的な兵力の前に苦戦を強いられる。
その最中、王命により別動隊として王宮に侵入した信たち。”本物の武人であり暗殺者”左慈(さじ)を相手に獅子奮迅する。
死闘の末、壁(へき)が重傷を負いながらも勝利する信たち。そしてついに反乱の首謀者・成蟜が占拠する本殿に突入する・・・!
感想
楊端和と政の本体が奮闘している間、別動隊として進む信たちの前に立ちはだかる”あからさまに悪党・あからさまに強者”な『左慈』です。この左慈、口癖が『あ?』なんですが、いやーこんなヤンキーいましたね(ง `ω´)ง高校生の時こんな口調でよく喧嘩売られたなーとふと思い出しました
私の祖母も、聞き返すときに『あ?』と言っていました。こちらは方言ですが(○´―`)
さてさてヤンキー”左慈”を見事に撃破し、本殿へと突き進む信たち。ここで立ちはだかるのが”ランカイ”。まあ、化け物ですね。成蟜いわく”行商人から買った、珍種のサルの赤子”が成長したもの。だそうです。でかすぎーって突っ込みたくなるほどデカイ!
そのランカイと戦っている様は、鬼退治!
『討鬼伝』↓というゲームがあるんですが、まさにこんな感じ!
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THE・女王様降臨!『キングダム』第三巻!
第三巻を読みましたので感想を。。。
あらすじ
山の民に捕まり、”山の王”『楊端和(ようたんわ)』の前に引き出される政たち。積年の恨みから同盟の会話どころではなく、殺害すら匂わせる山の民たちに政が放った言葉は、”500年の戦乱を終わらせ、中華を統一する”ことだった。
信の活躍もあり、同盟を結ぶことになった山の民と秦国。
王弟・成蟜(せいきょう)の反乱を潰すべく、王都『咸陽(かんよう)』へ3000の同盟軍を率いて向かう。
『王弟側に味方をする、フリをする』という策がはまり見事に無傷で王宮に侵入、”朱亀の門”まで到達する。
王都奪還戦が、ついに開戦!
感想
四百年前の穆公(秦の第9代国王)との絆による同盟を踏みにじられ山の民には様々な怨念が蓄積されていました。
これは、、、現在の世界でも多々あることのように感じます。恨みつらみの積み重ねはとてもとても重いものです。
私の持論として『やられた方は忘れない』という思いがあります。
誰かに暴言を吐いたりしても言った本人は忘れがちになりますが、言われて傷ついた方は基本忘れないです。
人として、その後の謝罪と和解は大切ですね。
この巻ではそんな問答の果てに政が”全国境の排除”という目標を楊端和に伝え協力を仰ぎます。そこから楊端和の回想が入るのですが、そこのセリフが私のお気に入りです。
”戦”でも”和”でも何でもいい
我はただ 世界を広げたいんだ
私は小さな離島で育ったのでこのセリフは、非常に心にしみました。
後、 楊端和が美女!だったことがかなりの衝撃でした(o´艸`)THE・女王様ですね。
さて、刺客を倒し、味方を手に入れ、ついに王弟・成蟜による反乱の鎮圧戦が始まりました!
ぜひ皆さんも読んでくださいね(ΦωΦ)
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ただ真っ直ぐに、やりたい方向へ!『キングダム』第二巻!
第二巻を読みましたので感想を。。。
あらすじ
逃亡の果てに”王の避暑地”にたどり着く政と信と貂。そこはかつて秦国と山の民との同盟の証の遺物でもあった。
一息つく間もなく襲い掛かる刺客。
死闘の果てに信が勝利し、無事昌文君らと合流を果たす。
昌文君の副官である『壁(へき)』から漂の最期を聞き、自分のこれからの目標を固く決意する信だった。
異母弟・成蟜(せいきょう)の反乱に対抗する為”山の民の王”と同盟を結ぶべく奥深い山界へ向かう政たち。
しかし、逆に山の民たちに発見され政のみを拉致されてしまう。。。
感想
読めば読むほどこのキャラクターたちに惹かれていってしまう第二巻です。
”味方がいない”という状況で絶望せず、常に戦う姿勢を崩そうとしない政と信は、カッコいい!ですね。『私もこうあらねば・・・』とつくづく思います。
この漫画はやはり、戦うシーンが迫力がありますね。特に『戦争』のシーンと、一対一の決着のシーンは格別です。
この巻でのお気に入りのシーンは漂の最期を壁から聞き、政に今後の在り方を問う信のシーンです。
今の俺は何もわからないんだ
だから教えてくれ
俺はどうしたら将軍になれるんだ?
格好をつけず、愚直に最短距離を目指すためにわからないことをわからないままに聞ける信は魅力的ですね!
やりたいことをただ目指す。
『やれているでしょうか?』
自分に問いかけてしまいます。
ぜひ皆さんも読んでみてくださいね(ΦωΦ)
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激動の戦乱時代、2人の少年が邂逅する。『キングダム』第一巻!
原泰久先生の作品で、週刊ヤングジャンプで2009年から開始し、現在も連載中の作品です。
あらすじ
紀元前。500年の戦乱が続く春秋戦国時代。
中国大陸西方の国・秦の片田舎に『信(しん)』と『漂(ひょう)』という2人の戦災孤児がいた。下僕の身分ながら”戦に出て自らの腕で出世を果たし天下に名をとどろかす大将軍になる”という夢を抱き、日々剣の修行に明け暮れる2人。
やがて秦の大臣である『昌文君(しょうぶんくん)』に見出され漂が士官する。
そしてある夜、残された信の元へ深手を負った漂が戻ってくる。息絶えた漂から託され、信が辿り着いた場所にいたのは漂と瓜二つの少年だった。
この少年こそ秦国・第31代目の王である『政(せい)』であった。
政の弟『成蟜(せいきょう)』による反乱に巻き込まれて命を落とすことになった漂。
政に怒りをぶつける信だったが、自らに託された漂の思いと自らの夢のために、「王弟の反乱」そして乱世の天下に身を投じるのだった。。。
感想
『アメトーク』などでも取り上げられ、かなり有名になった”キングダム”を今更ながら読んでみました(ΦωΦ)
『三国志』よりも、『項羽と劉邦』よりもさらに前の時代のお話です。
主人公は”天下の大将軍”を目指す信、、、人相が激しく悪い!(ᅙωᅙ)ですがまっすぐな想いを秘めた行動力の塊のような少年です。
そして亡くなった友・漂に瓜二つの政。秦国の国王で、後の『始皇帝』と呼ばれる人物です。万里の長城の建設や不老不死を求めたことなどで非常に有名ですね。
河了貂(かりょうてん)という不思議な格好をした山民族の子供も出てきます。
この漫画は出てくるキャラクターがすべて濃いですね。絵柄の独特さも合わさって好みは別れると思いますが、読み始めると止まらなくなります。
結論から言うと非常に、面白い!!
この感想を早く書いて次の巻を早く読みたい!って感じですね。
この巻での私のお気に入りのシーンは、漂を亡くした激情を政にぶつける信に対して
だけどあいつは失敗した。 それだけだ。
と政が言い放つシーンですね。この周辺のシーンに信と政の漂への想い、現状の厳しさ、そして戦い続ける覚悟が描かれています。
やはり言葉だけで漫画の魅力を伝えるというのは難しい。。。です!頑張ります。
皆さんも読んでみてくださいねー!
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