”止まる世界”の終焉、、、ところで、じいさんの名前は?『刻刻』第八巻!
最終巻を読みましたので感想を。。。
あらすじ
貴文の奇襲で致命傷を負わされたかに見えた佐河。しかし身体の多くを失いながらも神ノ離忍(カヌリニ)の力を借り、逃走を図る。そして自らの体を凶器と化し、樹里たちに牙を剥く。しかし牙をむきながらも佐河が進んだ道は、人としての再生、『胎児』への還りだった。。。
赤ん坊として『出産』された元・佐河。育てることを決意する樹里。
しかし樹里は止界から唯一脱出できない。一人、また一人と止界から脱出させる樹里。完全に独りになった止界で樹里は、生きていけるのか。。。
感想
『刻刻』全八巻読み終わりました!
好きな漫画が終ると『まだ続いて。。。』という思いと『お疲れ様でした!いい終わり方でした!』という相反する思いが心の中に渦巻いてしまって、何だか切なくなります。
この巻では実愛会宗主・佐河の最期と止界に独り残されていく樹里の想いが切々と描かれています。
といっても決して哀しい終わり方ではなく、ホッとする終わり方です。
最期まで明かされなかった『じいさん』の名前は気になるところですが。。。
堀尾省太先生、凄いですね。なかなかこんな漫画に出会えないと思いました。
ぜひ皆さんも読んでみてくださいねー。
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