最高のダメ男出現!!o(^▽^)o『刻刻』第二巻
第二巻を読み終わりましたので、感想を。。。
止界術(しかいじゅつ)の発動に使用する石を奪いに実家に入る樹里でしたが、一人に見事な膝蹴り!を入れたところであえなく捕まります。首を絞められ殺されそうになる樹里。極限の状態で樹里に霊回忍(タマワニ)を追い出す能力が発現します。そして見事に石を奪取成功し、逃走に成功します。
一方その頃、状況を把握できずに止界をさまよう翼と真は、家に帰ることにします。
この頼りない翼がいい味出してるんですよね。弱さむき出しで情けないシーン多いんですが、甥の真だけは守らなきゃいけないって思いが描かれています。
樹里の父・貴文は実愛会に捕まってしまい、石を譲るよう説得されます。
そして追手から逃げる樹里は子供のころに止界に入ったことを思い出していました。その時に出会った少女・間島翔子(まじま しょうこ)こそ、今回の騒動の始まりだったのです。翔子は子供のころに家族を止界に取り込まれ、樹里によって一人だけ止界を脱出できた人間だったのです。
いやー、書いていて思ったんですが、『刻刻』の第一巻読んでないとさっぱり意味が分からないですね。せめて前回のブログを読んでいただけるとまだ理解できるかなと思います。
第二巻では少しずつですが状況の把握と止界術に関する謎が解けていきます。
話の筋がやっとつかめてきた感じでしょうか?
この巻の注目してほしいところは、『樹里に膝蹴りを食らった男』ですね。ダメさ加減が素晴らしい。この巻で死んじゃうんですが、行動、言葉、最期と見事にダメ人間ですね!かなり笑ってしまいました。
ぜひ読んでみてくださいな。
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