漫画・マンガ・まんが!

漫画を読むのが大好きでして。。。

激動の戦乱時代、2人の少年が邂逅する。『キングダム』第一巻!

今回は、『キングダム』第一巻を読みましたので感想を。。。

 原泰久先生の作品で、週刊ヤングジャンプで2009年から開始し、現在も連載中の作品です。

あらすじ

紀元前。500年の戦乱が続く春秋戦国時代

中国大陸西方の国・秦の片田舎に『信(しん)』と『漂(ひょう)』という2人の戦災孤児がいた。下僕の身分ながら”戦に出て自らの腕で出世を果たし天下に名をとどろかす大将軍になる”という夢を抱き、日々剣の修行に明け暮れる2人。

やがて秦の大臣である『昌文君(しょうぶんくん)』に見出され漂が士官する。

そしてある夜、残された信の元へ深手を負った漂が戻ってくる。息絶えた漂から託され、信が辿り着いた場所にいたのは漂と瓜二つの少年だった。

この少年こそ秦国・第31代目の王である『政(せい)』であった。

政の弟成蟜(せいきょう)による反乱に巻き込まれて命を落とすことになった漂。

 

政に怒りをぶつける信だったが、自らに託された漂の思いと自らの夢のために、「王弟の反乱」そして乱世の天下に身を投じるのだった。。。

感想

『アメトーク』などでも取り上げられ、かなり有名になった”キングダム”を今更ながら読んでみました(ΦωΦ)

三国志』よりも、『項羽と劉邦』よりもさらに前の時代のお話です。

主人公は”天下の大将軍”を目指す信、、、人相が激しく悪い!(ᅙωᅙ)ですがまっすぐな想いを秘めた行動力の塊のような少年です。

そして亡くなった友・漂に瓜二つの政。秦国の国王で、後の『始皇帝』と呼ばれる人物です。万里の長城の建設や不老不死を求めたことなどで非常に有名ですね。

 河了貂(かりょうてん)という不思議な格好をした山民族の子供も出てきます。

この漫画は出てくるキャラクターがすべて濃いですね。絵柄の独特さも合わさって好みは別れると思いますが、読み始めると止まらなくなります。

結論から言うと非常に、面白い!!

この感想を早く書いて次の巻を早く読みたい!って感じですね。

この巻での私のお気に入りのシーンは、漂を亡くした激情を政にぶつける信に対して

だけどあいつは失敗した。 それだけだ。 

と政が言い放つシーンですね。この周辺のシーンに信と政の漂への想い、現状の厳しさ、そして戦い続ける覚悟が描かれています。

やはり言葉だけで漫画の魅力を伝えるというのは難しい。。。です!頑張ります。

皆さんも読んでみてくださいねー!

 

 

 

 

 

想い出、刻々と・・・inキャバクラ!『刻刻』エピローグ番外編ー300日後ー

読んでみて。。。

今回は、あらすじを書かずにご紹介したいと思います。

『番外編ー300日後ー』は、『刻刻』のストーリー紹介に近いかな。。。?

番外編を読んでから本編を読むのもありだと思いました。

エピローグでありながらプロローグのような、そんな作品ですね。

前に『刻刻』を読んだ方ならニヤリとしてしまう。

これから『刻刻』を読む方なら『腑に落ちる』という感覚を味わえる。

そんな不思議なお話です。

こちら現在、イーブックス・kindle・楽天KOBOでの購入がすべて無料となっております。

お試し読みにぜひ。

 

さて、次は何読もうかなー(ΦωΦ

 

 

”止まる世界”の終焉、、、ところで、じいさんの名前は?『刻刻』第八巻!

  

最終巻を読みましたので感想を。。。

あらすじ

貴文の奇襲で致命傷を負わされたかに見えた佐河。しかし身体の多くを失いながらも神ノ離忍(カヌリニ)の力を借り、逃走を図る。そして自らの体を凶器と化し、樹里たちに牙を剥く。しかし牙をむきながらも佐河が進んだ道は、人としての再生、『胎児』への還りだった。。。

赤ん坊として『出産』された元・佐河。育てることを決意する樹里。

しかし樹里は止界から唯一脱出できない。一人、また一人と止界から脱出させる樹里。完全に独りになった止界で樹里は、生きていけるのか。。。

感想

刻刻』全八巻読み終わりました!

好きな漫画が終ると『まだ続いて。。。』という思いと『お疲れ様でした!いい終わり方でした!』という相反する思いが心の中に渦巻いてしまって、何だか切なくなります。

この巻では実愛会宗主・佐河の最期と止界に独り残されていく樹里の想いが切々と描かれています。

といっても決して哀しい終わり方ではなく、ホッとする終わり方です。

最期まで明かされなかった『じいさん』の名前は気になるところですが。。。

 

堀尾省太先生、凄いですね。なかなかこんな漫画に出会えないと思いました。

 

ぜひ皆さんも読んでみてくださいねー。

 

 

 

 

”この人何なんだろう。。。”貴文父さん参る!『刻刻』第七巻!

第七巻を読みましたので感想を。。。

あらすじ

 止界術を発動させる本石の破壊。自らを犠牲にする樹里の選択はこの止界でのサバイバルを大きく変える。樹里による霊回忍(タマワニ)の強制追い出し以外、この止界からの脱出が不可能になったからだ。それは”樹里以外は止界から戻れる”ということを意味する。

佑河家にあっさり寝返った潮見はこれまでの確執を解消すべく、自分の知る佐河について語る。そして明かされる佐河の真の目的『現実世界での止者化』。

家族を誰も傷つかせたくない樹里は、未だ佐河との戦いを回避する方法を探る。しかし潮見は無情な現実を突きつけた。

一方、神ノ離忍(カヌリニ)を操る能力を手に入れた真は貴文と共に佐河に攻撃を仕掛けるが。。。

感想

想像してください。

時が止まった世界に独りだけで生きる。。。

ゾッとしますよね。

その決断を下した樹里。次の巻で最終巻ですが、どうなってしまうのでしょうか?

さて、表紙のお父さん・貴文が無駄にかっこいいですねゞ( ̄∇ ̄;)

今までのストーリーでなかなかカッコいい瞬間がないので、表紙見た瞬間に吹き出してしまいました。

今回貴文の活躍もありますが、なかなか笑えますよ(^∇^)

もしかしたらこの作品で一番怖いのは佐河ではなく、この貴文かもしれません。

皆さんも読んでみてくださいね!

 

刻刻(7) (モーニングコミックス)

刻刻(7) (モーニングコミックス)

 

 

 

 

善人?悪人?境界線は?『刻刻』第六巻!

 第六巻を読みましたので感想を。。。

あらすじ

樹里の父・貴文は考える『止界術があれば現実の生活を変えられる』と。『止界術を自分の主導権におけないか?』と。

神ノ離忍(カヌリニ)の力に順応し、異様さを増す佐河。その一撃に倒れた飛野は死ぬ直前に自意識を保てなくなり、新たな神ノ離忍(カヌリニ)と化した。

そんな中、樹里は兄の翼の救出に成功する。

そして樹里の甥・真が蠢く神ノ離忍(カヌリニ)と変貌した飛野を”操作する”能力に目覚める。。。

感想

第六巻では樹里の父・貴文の腹黒い一面が出てきちゃってます(⌒-⌒)

といっても『世界を止める』力をもし自分が持っていたら。。。と考えると、やっぱり悪いことは考えちゃいますよね。

そこまで堕ちたくはない、と思いつつ愚行も『視野』に入ってしまうのが人間ではないでしょうか?善人と悪人の境界線もぼやっとしているので。

 さてそんな貴文の野望もこの巻で知らぬ間に砕かれてしまいます(^▽^)/

 ぜひぜひ自分の目でお確かめください!

刻刻(6) (モーニングコミックス)

刻刻(6) (モーニングコミックス)

 

 

 

怪物誕生!実験大好き”佐河君”!『刻刻』第五巻!

第五巻を読みましたので感想を。。。

あらすじ

 「霊回忍(タマワニ)」をコントロールし、生きたまま止界の神、「神ノ離忍(カヌリニ)」と化していく実愛会の宗主・佐河。『世界を永く見る』という目的のために圧倒的な力で実験という名の『虐殺』を繰り返していく。

 

樹里の兄・翼の奪還のために佐河と潮見に接近する翔子。しかし交渉はできず、追われるハメに。

翔子を救出するため走る樹里とじいさん。

永遠の夕暮れに包まれた止まった世界のスーパーマーケットで、止界の神になった佐河と止界に馴染む者・佑河家の対決が始まる。。。

感想

この巻では、止界に関しての謎や情報が、佐河の理論を通して明かされていきます。この漫画での『狂言回し』は佐河だったんですね!まあ、主人公側の佑河家はじいさんも含め、何も知らないですからね。。。

淡々と意味を語りながら実愛会の信者を殺していく佐河の姿はまさに怪物といった怖さがあります。

ここまで読んできて思ったのが『日本独特の怖さ・気色わるさ』みたいなものをよく描いてるなーということです。仏教が入ってくる前から居る『日本の神様』達は慈愛だけではなく、怒り・恐怖なども信仰の対象になっていたりしますよね。その種の雰囲気をすごく感じます。

皆さんもぜひ読んでくださいねー!

 

刻刻(5) (モーニングコミックス)

刻刻(5) (モーニングコミックス)

 

 

 

 

 

家族、大切にしましょうね。。。『刻刻』第四巻!

第四巻を読みましたので、感想を。。。

あらすじ

止界(しかい)の中で絶望してしまうと、神ノ離忍(カヌリニ)となり止界の管理人になってしまう。その現象がまさに樹里の兄・翼を襲ったその瞬間、”霊回忍(タマワニ)を追い出す力”を発動させ、翼を強制的に止者(シシャ)にして助ける樹里。

その頃、樹里の甥・真は実愛会の翔子と迫に捕まっていた。

真の声を頼りに救出に向かう佑河家(じいさん・貴文・樹里)。

翔子らが出した条件は、呼び出した神ノ離忍(カヌリニ)の霊回忍(タマワニ)を追い出し、人間として開放させることだった。

 

貴文の狂気?のおかげもあり、無事に家族を取り戻した翔子。佑河家への復讐心も消え、迫と共に実愛会から寝返ることを決意する。

実愛会の宗主である佐河は潮見に今後の展望を語る。

佐河の本当の目的は止界術を使っての世直しではなく、『世界を永く見続ける』事だった。。。

感想

全てのキャラクターの目的がやっと見えてきた第四巻です。

この巻の見どころは、神ノ離忍(カヌリニ)と化した翔子の家族を救うところですね。

22年前、訳も分からない間に独りになってしまった翔子の家族を思う気持ちを考えると胸が熱くなります。。。

あと、樹里の父・貴文の怖い部分もちょっと出てきます( ̄□ ̄;)!!

ますます今後の展開が複雑になりそうな『刻刻』第四巻でした!

ぜひぜひ読んでみてくださいねー!!

 

刻刻(4) (モーニングコミックス)

刻刻(4) (モーニングコミックス)